Once a day Furi

ゲームを基礎としてできた人間のブログ

体験は一流、ゲーム性は三流、アンチャーテッドコレクション感想

すごい今更だけど、PSstoreセールで買って以来やらずに積んでた&友人からやれとの命令を受けたので、10日間でコレクション終わらせた。んで、感想書くかという流れ

一応ネタバレ注意?

 

 

 はっきり言ってアンチャーテッドはゲームではないと感じた。素晴らしいグラフィックと手に汗握る激しい展開、それを切り抜けるネイトのアクションは一級品の体験であることは間違いない。ただ、ゲームとして見たら中途半端なものだなと感じた。

 アンチャーテッドの主なゲームプレイは、シューティング、ステルス、謎解きパズル、パルクールだ。しかし、シューティングは敵と銃撃戦ができるよといった感じで、あまり戦略的な行動はできない。

 ステルスは、物を投げて敵の気を引きつけたり、ヘッドショットすることでバレないなんてこともない。道中のシナリオと同じくステルスも一本道の攻略なのは悲しかった。

 パズルはどうにも作業感が否めないもので、パズルを解いた時の「あぁ!なるほど、わかったぞ!」のような快感は3作通じて得られなかった。これは手帳の中に答えが書かれているためにそうなっていると感じる。

 パルクールはシナリオを進めるためにやるけれども、自由度がない。「前のチャプターでは同じようなものに乗れたのに、こっちじゃ乗れないのか。じゃあどうするか・・・」となるが、これはストレスを感じる。大体落ちて死ぬときも、「いや、こっちいけないんかい!」とツッコミを入れながら死ぬことが多い。特に3作目は、迷っていた時どっちにいけばいいかヒントも出なかったのが辛かった。 

 ここまでつらつらとネガティブ面も書いたものの、アンチャーテッドゲームとして悪い点だと言っておこう。

 アンチャーテッドは、プレイする映画だと思えば悪くないどころか、最初に書いたように良いものだと推したい。だから、4作目も買ってやろうかなと思うよ。ここまでやって、引っ込みがつかなくなったしねぇ。

ただゲームとして出てる以上ゲームとしての感想を書いたぞ。

総評

 アンチャーテッドコレクションは刺激的な体験をプレイヤーに提供するが、退屈なゲームプレイがそれを損なっている。

 

ゲームとしてのスコア 45/100

(特別に)体験としてのスコア 78/100

 

P.S.

アンチャのノウハウがラスアスに繋がってるなと思うと感慨深いね。